2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

コメント返し

・コメント返し インターネットのおかげで地理的な制約を超えて人間関係が濃密になった、という見方についてはどうでしょうか。 私はむしろ地理的な制約を超えた反面、人間関係が広く浅い関係になったと思います。インターネットでは様々な人と関わる事がで…

生徒の問題行動・人間関係の希薄化とその背景について②

●現在の人間関係の問題点と不安 前回の事をまとめますと、昭和初期までは地域のコミュニティーによって大人たちの目が行き届いていた。個人で子どもを育てるというよりも地域ぐるみで子育てや教育をしていたと思われます。また隣に住んでいる人や周囲に住ん…

生徒の問題行動・人間関係の希薄化とその背景について

●人間関係の希薄化の背景 前回の続きです。前回は「以前に比べて人間関係が希薄化してきている」という様な内容を書きましたが、この以前とは「昭和初期」の事を指して比較しています。 ・昭和初期の人間関係について →当時は地域ごとに、とても濃密な人間関…

生徒と学校について(生徒の問題行動の原因とその背景)

●問題行動の原因とその背景 生徒の問題行動を引き起こす原因は、時代によって様々であると思われますが、いくつかを例にあげるとするならば 【原因】 ①対人関係での不適応→「引きこもり・不登校」→「自傷行為・自殺」 ②社会の不安定さ→「強盗などの反社会的…

生徒と学校について②(高校生の身体と精神・生徒の問題行動)

●高校生の身体と精神の成長 15~18歳の年齢層の生徒である高校生になると、身体的にかなり成熟した段階になりますが、精神的にはまだまだ未成熟で不安定な状態にあり、この時期の生徒は心に様々な問題が生じやすい時期でもあります。 ●非行少年・生徒の問題行…

生徒と学校について①

●生徒とは 学校教育制度における区分では中学・高等学校に在学する13~18歳の学校で教育を受ける「青年期前期及び青年期中期に当たる時期の子ども」の事を「生徒」というそうです。また「児童」という名称は小学校に在学する6~12歳の年齢の子どもを指します…

教育課程とは③(教育現場での問題と生徒指導)

●教育課程と生徒指導 前回の「教育課程とは①」の記事の中に「例えば、教員の活動は生徒相手の雑談あっても教育の一環であるということもできる。」という内容がありました。これは生徒とのコミュニケーションを取ることによってその生徒がどのような価値観や…

教育指導とは②(教育課程とは)

●教育課程 Q では、教育課程とは何なのでしょうか? A 『新・教育指導の理論と実践』には →「学校教育法施行規則によれば、中学校の教育課程は教科、道徳、特別活動及び総合 的な学習の時間の4区分により編成されている。高校の場合は各教科に属する科目、…

教育指導とは①

●教育指導 「教育指導とは広義に解すれば、中学校、高等学校、さらには中等教育学校の場合、生徒を対象とした学校での教育活動の全てが含まれることになる。例えば、教員の活動は生徒相手の雑談あっても教育の一環であるということもできる。また、そうした…

教育とは③(強制と社会の再生産)

●3.について →「教育を与える側が、ある価値観を是認し、支持し、内面化することを教育を受ける者に押し付けるように伝えること」 ●4.について →「共通の価値観の維持強化を図ること、つまり、教育を与える側が望む共通の価値の実現を目指す活動のことを指す…

教育とは②(教育の定義)

●教育の定義 諸説あるそうですが、大きく4つに分けられるそうです。 語源・語義からの定義 (例 「教育とは、能力を引き出すことを意味する」) 目標・目的からの定義 (例 「教育とは、よりよく生きるためのものである」) 方法・手段からの定義 (例 「教…

教育とは①

★教育とは →「ある人間を望ましい姿に変化させるために心身両面にわたって、意図的、計画的に働きかけること。知識の啓発、技能の教授、人間性の涵養などを図り、その人の持つ能力を伸ばそうと試みること」 - ~デジタル大辞泉より引用 教育とは社会に必要と…