ゆとり教育の問題点
・ゆとり教育のデメリット
2005年に行われたゆとり教育に対する世論調査で約70%の人々が「子どもの学力の低下が懸念されるからゆとり教育に反対」しているという結果が出ていたそうです。
学力低下の主な要因として考えられるのが
・授業時間の削減に学力低下
・日常的な誘惑の増加
・学力低下に伴い教師の質も低下する
・・・という事が考えられていたようです。日常的な誘惑の増加というものは、ゲームやテレビといったそういった日常的な娯楽を楽しむ時間が増えてしまうことだと考えられます。対して詰め込み教育時代の子どもたちの生活中ではそういった娯楽の時間が少なかったのもあります。当時は今程に面白いテレビ番組とかゲームが多くありませんでしたから、そこまで勉強に差し障るような事はなかったのでしょう。しかしゆとり教育世代ではそういった娯楽が多くなりましたし自由な時間が増えた事で、その時間が子どもたちの娯楽に当てられてしまっているといった所なのでしょう。
最後の教師の質の低下については、これはゆとり教育に関係あるのだろうか?っと疑問に思います。詰め込み教育時代は丸暗記させるような教育方針でした。それに試験も「憶えているかor憶えていないか」の判断でしたから、むしろそういった教育方針から転換したゆとり世代の教師の方が「生きる力」を子どもたちに身につけさせようという工夫をされていたのではないのだろうかと思います。