ゆとり教育の「生きる力」とは?
「生きる力」とは
1「確かな学力」・・・知識・技能の他、主体的に行動する力
2「豊かな人間性」・・・自己を律し他人との協調性を図る力
3「健康・体力」・・・たくましく生きるための力
これは平成15年に文部科学省のHPにて「生きる力」を3つに分けて説明したものです。ゆとり教育での教育方針は生徒自らが学ぶという意欲をつけさせようとするものでした。
1「確かな学力」には知識・技能の他に自分から課題を見つけ出し、それを学ぶという主体的な行動力をつけると共に、よりよく問題を解決するための資質や能力を高めるというものであるそうです。ここでの問題とは何を指しているのか?当たり前ですがテストでの問題の事もありますし、社会に出た時に遭遇する対人関係での問題や社会問題を解決するための事を指していると思われます。
2「豊かな人間性」とは大人になり社会参加する上で、自分以外の他人との協力関係は必要不可欠です。よりよい人間性や対人関係を築くためにもこういった教育が道徳といった教育で施されたようです。
詰め込み教育時代では学校側が生徒に勉強せざるを得ない形をとっていたため、それについて行けない生徒が多くいました。その問題を改善するために授業数を削減し自ら学ぶという意欲をつけさせ、おちこぼれの生徒を減らそうとしたのではないでしょうか。